【実録】「辞めたらタダじゃ済まないぞ」上司の脅しと”未払い残業”。絶望した僕が5社比較して選んだ「弁護士法人ガイア」という最強の盾
はじめまして。ケンジと申します。noteでは普段、好きなガジェットや日々の暮らしについて綴っています。ですが、今日は、ずっと心の奥底に蓋をしていた、重い体験についてお話しさせてください。
それは、「会社を辞めたい。しかし、辞められない」という苦しみを通り越し、「法的な恐怖」にまで追い詰められた日々の記録です。
この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら、かつての私と同じように、理不尽な状況に閉じ込められているのかもしれません。
毎朝、アラームが鳴る前に、動悸で目が覚める。
PCを開くたび、タイムカードを押すたび、積み上がっていく「サービス残業」の時間。給与明細を見るたびに、その数字と実態の乖離にめまいがする。
そして、意を決して伝えた「退職届」。
それを、目の前で突き返された時の絶望。
「今辞められたら、ウチがどれだけ損害を被るかわかってるのか?」
「お前にかけた教育コスト、どうしてくれるんだ」
「無責任にもほどがある。辞めるなら、こっちも法的に出るところに出るぞ」
上司の口から出た「法的」「損害」という言葉。それは、疲弊しきった私の心に、ナイフのように突き刺さりました。
(この記事を読んでくださっているのは、おそらく20代から50代、幅広い世代の方々だと思います。特に、真面目で、誠実に仕事に向き合ってきた方ほど、会社からの「お前が辞めたら損害が出る」という脅しに、強い罪悪感と恐怖を覚えてしまうのではないでしょうか)
私自身、30代のシステムエンジニア。いわゆる「中堅」として、深夜残業も休日出勤も「プロジェクトのためだ」と自分に言い聞かせ、耐えてきました。しかし、その結果がこれでした。
「未払いの残業代が欲しい」なんて贅沢は言わない。ただ、これ以上、心と体をすり減らす前に、ここから「安全に」立ち去りたい。なのに、会社は「損害賠償」という鎖で私を縛り付けようとしてきたのです。
「このままでは、壊される」
そう直感したとき、震える手で検索したのが「退職代行」という言葉でした。
「交渉」でいいのか?「法律」で戦うべきか?
最初は、私も「退職代行なんて…」という古い考えを持っていました。でも、状況が違いました。私はもう、ただ「辞めたい」のではありません。
「未払い残業代」という明確な金銭問題を抱え、
「損害賠償」という法的な脅迫を受けていました。
これは、素人が一人で立ち向かえる問題ではない。プロを雇うのは「逃げ」ではなく、自分を守るための「武装」なのだと覚悟を決めました。
しかし、そこで最大の壁にぶつかります。
「退職代行サービス、どれが”本物”なんだ…?」
検索結果は、まさに玉石混交。
「格安」を謳うもの、「労働組合」を名乗るもの、そして「弁護士」が運営するもの。
ここで私は、恐ろしい言葉を知ります。「非弁行為(ひべんこうい)」です。
弁護士資格がない業者が、報酬目的で法律事務(会社との交渉や金銭請求など)を行うこと。これは違法であり、もし依頼した業者がこれに該当した場合、退職が無効になるどころか、余計に話がこじれる最悪の事態もあり得るというのです。
「損害賠償」と脅されている私が、違法な業者に頼んでしまったら…?
「未払い残業代を請求したい」という私の望みは、誰なら叶えられる…?
私は、もう失敗する余裕はありませんでした。「安さ」ではなく、「絶対的な法的安全性」と「金銭請求まで可能な交渉力」。この2点で、徹底的に比較検討しました。
(※あくまで私個人の体験と調査に基づいたランキングです。サービスの詳細は必ずご自身で公式サイトをご確認ください)
「法的トラブル」に怯えた僕の退職代行比較ランキング【5選】
私が重視したのは、以下の4点です。- ① 法的安全性(「非弁行為」のリスクが完全にゼロか)
- ② 交渉力(「損害賠償」等の脅しに対抗し、金銭請求まで可能か)
- ③ スピード・手軽さ(LINEなどで完結し、即日対応してくれるか)
- ④ 費用(明瞭会計か。法外な金額ではないか)
【第5位】格安・一般企業 運営サービス
特徴:1万円~2万円台という圧倒的な低価格を謳うサービス。メリット:
とにかく安い。金銭的に余裕がない場合、非常に魅力的に映ります。
私が選ばなかった理由:
私のケースでは、最も危険な選択肢でした。
運営元が「一般企業(株式会社など)」の場合、彼らには法的な「交渉権」が一切ありません。できるのは「辞めたいそうです」と伝える”使者”の役割だけです。
「損害賠償だ」と息巻いている上司に、交渉権のない”使者”が行ったらどうなるか。「非弁行為だ!」と一蹴され、話がこじれる未来しか見えませんでした。ましてや「未払い残業代の請求」など、口にすることさえ違法行為です。安物買いの銭失いどころか、地雷を踏みに行くようなものだと感じました。
【第4位】転職サポート特化型 サービス
特徴:退職代行と転職支援がセットになっており、転職が決まれば代行費用が無料になる、といったプランがあるサービス。メリット:
「辞めた後」の不安を同時に解消できるのは合理的です。
私が選ばなかった理由:
「今、それどころではない」からです。
私は「次のキャリア」を考えているのではなく、「今の法的トラブル」からどう脱出するかで手一杯でした。まずは目の前の地雷を撤去しなければ、次のステップなど考えられません。私が必要としていたのは、キャリアコンサルタントではなく、法律の専門家でした。
【第3位】従来型の弁護士事務所(労働問題)
特徴:「退職代行」専門ではなく、昔からある「労働問題に強い」とうたう地域の法律事務所。メリット:
法的対応力は「最強」です。交渉、訴訟、金銭請求、すべてにおいて完璧な代理人となります。
私が選ばなかった理由:
「敷居の高さ」と「スピード感」と「費用」です。
深夜、恐怖で震えながら「法律事務所」に電話をかける勇気はありませんでした。営業時間も限られています。また、費用体系も「相談料30分5,000円」「着手金○万円+成功報酬○%」といったものが多く、総額がいくらになるか不明瞭なのが怖かったのです。
私は「今すぐ」この苦しみから解放されたかった。従来の弁護士事務所は、重厚すぎて私の緊急性にはマッチしませんでした。
【第2位】大手・労働組合 運営サービス
特徴:メディア露出も多く、実績も数万件と謳う、いわゆる「大手」の退職代行サービス。(退職代行SARABAさん、ガーディアンさんなど)メリット:
非常にバランスが取れています。運営元が「労働組合」であるため、法的に「団体交渉権」を持っています。これは第5位の一般企業とは決定的に違い、会社側は交渉を拒否できません。価格も2~3万円台と手頃で、スピードも早い。
私が選ばなかった理由(最後の迷い):
「金銭請求」の”強さ”に、あと一歩の不安が残りました。
労働組合は「交渉」はできます。有給休暇の取得交渉や、退職日の調整も問題なくこなせるでしょう。しかし、私が抱えていた「未払い残業代」は、計算も複雑で、会社側が素直に認めない可能性が高いものでした。
もし会社側が「そんな残業は存在しない」と交渉を突っぱねた場合、労働組合はそこから先、「裁判(訴訟)」に持ち込む代理人にはなれません。
「交渉」レベルで収まるのか、「法廷」レベルまで行くのか。私には、最初から「法廷」まで見据えた、最強のカードが必要でした。
【第1位】弁護士法人ガイア
私が最終的にたどり着き、震える指でLINEを登録したのが、「弁護士法人ガイア」でした。私が求めていた、「労働組合(第2位)」の手軽さと、「従来型の弁護士(第3位)」の法的安全性を、完璧に両立させていたのがここでした。
「弁護士法人」が、退職代行というサービスとして、LINEで24時間(※私が見た時点)相談を受け付けている。これこそが、私の探し求めていた答えでした。
なぜ「弁護士法人ガイア」が私の最強の盾だったのか
優位性①:運営元が「弁護士法人」である絶対的な安心感これが最大の理由です。運営元が「弁護士法人」であるため、第5位のような「非弁行為」のリスクは完全にゼロです。
そして、会社側が「損害賠償だ」と脅してきた瞬間に、「では、法廷で」と、何のためらいもなく言える「法的代理人」です。この「いざとなったら裁判まで行ける」という後ろ盾が、何物にも代えがたい安心感でした。
優位性②:「未払い残業代」等を”請求”できる唯一の存在
これが第2位(労働組合)との決定的な違いです。
ガイアは「弁護士法人」なので、単なる「退職の交渉」に留まらず、「未払い残業代」「ハラスメントの慰謝料」「退職金」といった、会社に対して行うべき「金銭請求」を、法的に正当な代理人として実行できます。
「辞める」だけでなく、「奪われたものを取り返す」ことまで依頼できる。これは弁護士にしかできません。
優位性③:弁護士なのに「LINE完結・明瞭会計」
第3位(従来の弁護士)の弱点であった「敷居の高さ」が、ここにはありませんでした。LINEで相談でき、即日対応も可能。そして何より、費用が「着手金○万円」と明瞭でした(※私が見た時点)。
「退職代行」というサービスに特化しているからこその、現代的なスピード感とわかりやすさ。これが、私が「弁護士法人ガイア」を選んだ理由です。
私が「弁護士」にすべてを委ねた、あの夜のこと
私が「弁護士法人ガイア」にLINEを送ったのは、上司に脅された日の深夜1時過ぎでした。「損害賠償」という言葉が頭にこびりついて、心臓がバクバクしていました。「はじめまして。会社を辞めたいのですが、上司から損害賠償で訴えると言われています。未払いの残業代もかなり溜まっています。もう、どうしたらいいか分かりません…」
返信は、早くても朝だろうと思っていました。しかし、数分後、返信が来ました。
『ケンジ様(仮名)、はじめまして。弁護士法人ガイアです。深夜に恐れ入ります。大変お辛い状況でしたね』
『まず、ご安心ください。私たちは弁護士法人です。ケンジ様の代理人として、明日、会社様へ法的に「受任通知」を送付します。以降、会社がケンジ様に直接連絡することは固く禁じられます』
『また、”損害賠償”は法的な根拠がない脅しである可能性が極めて高いです。こちらが弁護士として介入しますので、ご心配には及びません。未払い残業代については、タイムカード等の記録があれば、退職交渉と合わせて請求が可能です』
「弁護士」という三文字。そして「脅しです」と断言してくれたこと。「請求が可能」だと言ってくれたこと。
そのテキストを見た瞬間、全身から力が抜け、張り詰めていた糸が切れて、涙が止まらなくなりました。「戦ってくれる人がいる」
手続きは、LINE上で淡々と進みました。現状をヒアリングシートに記入し、料金を振り込む(クレジットカードが使えました)。残業代請求については、別途オプション(成功報酬型)での契約でしたが、私はそれも迷わずお願いしました。
翌朝。始業時間と同時に、私の上司から鬼のような着信がありました。私は、ガイアの弁護士の方の言葉を信じて、電話に出ませんでした。
数時間後、「弁護士法人ガイア」からLINEが来ました。
『ケンジ様、お疲れ様です。先ほど、会社様へご連絡し、当弁護士法人名義で「受任通知」を送付・通告いたしました。先方(上司)はかなり興奮していましたが、”今後の窓口は全て当弁護士法人である”旨を通告し、ケンジ様へ直接連絡しないよう強く警告いたしました』
……終わった。私の力ではどうしようもなかった、あの恫喝が終わったのです。
そして、それから約1ヶ月半後。ガイアの弁護士の方が、会社側との粘り強い交渉を続けてくださった結果、私は退職が認められただけでなく、約80万円の未払い残業代を手にすることができました。
弁護士費用を差し引いても、十分すぎる金額です。あの時、泣き寝入りしなくて、本当によかった。
結論:「辞める」は権利。「奪われたもの」は取り返すべき
退職代行を使ってから、数ヶ月が経ちました。私は今、十分な休養を取り、新しい職場で働いています。あの時、あんなに怖かった「損害賠償」という言葉が、いかに弱い者(私)を縛り付けるための「脅し」でしかなかったかを、今なら冷静に理解できます。
もし、あなたが今、かつての私と同じように「辞めさせてもらえない」「訴えるぞ」と脅され、さらには「未払い残業代」まで搾取されているなら、伝えたいことがあります。
それは、明らかな「法律違反」です。退職は、労働者に認められた正当な権利です。そして、働いた分の対価は、1円たりとも諦める必要はありません。
相手が法律を無視してくるなら、こちらは法律で武装するしかありません。
世の中には、たくさんの退職代行があります。優しく寄り添ってくれる労働組合のサービスも素晴らしいものです。
でも、もしあなたが「法的な脅し」を受けている、あるいは「金銭的な請求」をしたいと少しでも思っているなら。必要なのは「交渉」だけではなく、「法的な代理」です。
私は、あの深夜1時に法的な見解を即答してくれた、「弁護士法人ガイア」のような”戦える”サービスが、あなたを絶望から救い出す、最強の「盾」であり「剣」になると信じています。
この記事が、理不尽な搾取と戦っているあなたの「武器」になれたら、こんなに嬉しいことはありません。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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