退職110番のTOPページ【実録】「辞めたら訴える」上司の脅しに怯えた私が、”本当に”法的トラブルから救われた退職代行ランキング

はじめまして。アキラと申します。
noteでは、日々の暮らしの中で感じた小さな気づきや、心の機微について綴っています。

ですが、今日は、ずっと誰にも言えなかった、重く、暗い体験についてお話しさせてください。

それは、「会社を辞めたい。でも、辞めさせてくれない」という、絶望的な状況についてです。

この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら、かつての私と同じように、出口の見えない恐怖の中にいるのかもしれません。

日曜日の夜、決まって胃がキリキリと痛み出す。

月曜日の朝、駅のホームで電車を待っていると、理由もなく涙が溢れてくる。線路に吸い込まれそうになる自分を、必死で叱咤する。

オフィスのドアを開けるたび、心臓が冷たい手で掴まれるような感覚に陥る。

「辞めたい」

その一言を切り出すために、どれほどの勇気を振り絞ったことか。しかし、返ってきたのは、上司の冷たい声でした。

「は? 今辞める? お前が受け持ってるプロジェクトはどうするんだ」
「お前にどれだけ教育コストがかかってると思ってるんだ。辞めるなら、損害賠償請求も考えるぞ」
「”辞めます” “はいそうですか” で済むと思うなよ」

恫喝、脅し、そして人格否定。私は、完全に「辞めさせてもらえない」状況に追い込まれていました。

(この記事を読んでくださっているのは、おそらく20代から40代、真面目で責任感が強く、だからこそハラスメントや不当な引き止めのターゲットにされやすい方々ではないでしょうか。理不尽だとわかっていても、「自分が我慢すれば」と抱え込んでしまう。その優しさが、自分自身を追い詰めていく…)

私の場合、まさにそれでした。残業代はまともに支払われず、休日出勤も常態化。それでも、「みんな頑張っているから」と自分に言い聞かせてきました。しかし、心が限界を超えたとき、残っていたのは「辞めさせてもらえない」という恐怖だけでした。

「このままでは、本当に壊れてしまう」

眠れない夜、震える手でスマートフォンを握りしめ、検索したのが「退職代行」という言葉でした。

「逃げ」ではない。法的な「自己防衛」

正直、最初は「退職代行」というサービスに懐疑的でした。「お金を払って辞めるなんて…」という罪悪感もありました。

しかし、私の場合、状況はもっと深刻でした。相手は「損害賠償」という言葉をチラつかせています。これはもう、ただの「退職の意向」ではなく、「法的なトラブル」です。

素人の私が一人で立ち向かえる相手ではない。そう直感しました。

これは「逃げ」ではない。自分という人間が、法的に、そして物理的に破壊されるのを防ぐための「自己防衛」なのだと。そう覚悟を決めたとき、次の壁にぶつかりました。

「退職代行サービス、怪しいものも多くない…?」

検索結果には、玉石混交のサービスが溢れていました。格安を謳うもの、弁護士監修を謳うもの、労働組合を名乗るもの…。

特に私が恐れたのは「非弁行為(ひべんこうい)」という言葉です。弁護士資格がない業者が、報酬目的で法律事務(会社との交渉など)を行うこと。これは違法であり、もし依頼した業者がこれに該当した場合、退職が無効になるどころか、余計に話がこじれるリスクがあるというのです。

私には、もう失敗する余裕はありませんでした。「安さ」よりも「絶対的な法的安全性」と「トラブル対応力」が必要でした。

この記事は、そんな私が、「損害賠償」という脅しに怯えながら、法律の知識もないまま必死で調べ上げた、「本当に信頼できる退職代行サービス」の比較ランキングです。

(※あくまで私個人の体験と調査に基づいたランキングです。サービスの詳細は必ずご自身で公式サイトをご確認ください)

脅迫に怯えた私が選ぶ「法的安全性」重視の退職代行比較ランキング【5+1選】

私が最重要視したのは、以下の4点です。
  • ① 法的確実性(「非弁行為」のリスクがゼロか)
  • ② トラブル対応力(「損害賠償」等の脅しに、法的に対抗できるか)
  • ③ 料金(明瞭会計か。法外な金額ではないか)
  • ④ スピード・手軽さ(今すぐ対応してくれるか。LINEなどで完結するか)
この基準で、6つのサービスを比較検討しました。まずは第5位からです。




【第5位】とにかく格安「Aサービス」

特徴:1万円台~2万円程度で請け負ってくれる、価格が魅力のサービスです。

メリット:
圧倒的な安さ。金銭的にも追い詰められていた私にとって、この価格は非常に魅力的に映りました。

私が選ばなかった理由:
運営元が「一般企業(株式会社など)」だったからです。これが、私にとっては致命的でした。

前述の通り、「一般企業」には弁護士や労働組合のような法的な「交渉権」がありません。彼らができるのは、あくまで「退職の意思を伝える」という”使者”の役割だけです。

私の上司は「損害賠償を請求する」と言っています。そんな相手に、交渉権のない”使者”が「辞めたいそうです」と伝えにいったら、どうなるでしょうか?

「本人に代わって交渉するのか? それは非弁行為だ!」と一蹴され、話がこじれる未来しか見えませんでした。火に油を注ぎに行くようなものだと感じ、即座に選択肢から外しました。




【第4B位】転職サポート特化型「Bサービス」

特徴:退職代行と転職支援がセットになっており、転職が決まれば代行費用が無料になる、といったプランがあるサービスです。

メリット:
「辞めた後」の不安を同時に解消できるのは合理的です。特に金銭的な不安を抱える人には心強いでしょう。

私が選ばなかった理由:
「今、それどころじゃない」という一言に尽きます。
私は「次のキャリア」を考えているのではなく、「今の地獄」からどう脱出するかで手一杯でした。「損害賠償」というナイフを喉元に突きつけられている状態で、「次の人生設計」など考えられません。まずは、このナイフをどけてくれる専門家が必要でした。




【第3位】女性向け特化「Cサービス」

特徴:女性スタッフが中心となり、心理的ケアやきめ細やかな対応をウリにしているサービスです。(労働組合運営のものが多い印象です)

メリット:
非常に丁寧で、共感力が高く、法的な基盤(労働組合)もしっかりしている優良なサービスが多いです。精神的に追い詰められている人にとって、その優しさは何よりの薬になるでしょう。</p

私が選ばなかった理由:
これも素晴らしいサービスだと思います。ただ、私が直面していたのは、「優しさ」だけでは解決できない、もっと生々しい「法的脅迫」でした。

私が求めていたのは、共感や癒しよりも先に、「法的に相手を黙らせる力」でした。もちろん、これらのサービスにも交渉権はありますが、私が対峙している相手には、もっと強力な「盾」が必要だと感じました。




【第2位】大手・労働組合運営「Dサービス」

特徴:メディア露出も多く、実績も数万件と謳う、いわゆる「大手」の退職代行サービスです。その多くが「労働組合」によって運営されています。

メリット:
実績がもたらす信頼感は絶大です。そして「労働組合」であるため、法的に「団体交渉権」を持っています。これは第5位の一般企業とは決定的に違い、会社側は交渉を拒否できません。価格も2~3万円台と手頃で、非常にバランスが良いです。

私が選ばなかった理由(最後の迷い):
ほぼ、ここで決まりかけていました。しかし、一点だけ、どうしても拭えない不安がありました。

それは、労働組合は「交渉」はできますが、「裁判」の代理人にはなれない、という点です。私の上司は「損害賠償で訴える」とまで言っています。万が一、万が一、本当に会社が裁判を起こしてきたら…?

その場合、労働組合は「交渉」はできても、法廷に立つことはできません。結局、そこから別途「弁護士」を探さなければならなくなるのです。

「交渉」レベルで収まるのか、「訴訟」レベルまで行くのか。私にはその見極めがつきませんでした。だからこそ、最初から「訴訟」まで全て対応できる、最強のカードが必要だと判断しました。




【私が本気で迷った】一般的な弁護士事務所「Eサービス」

特徴:近所の法律事務所や、ネットで見つけた労働問題に強い弁護士に、直接「退職代行」を依頼するケースです。

メリット:
法的対応力は「最強」です。交渉はもちろん、そのまま訴訟代理人にもなれます。未払い残業代や慰謝料の請求など、金銭的な「戦い」も可能です。

私が選ばなかった理由:
「敷居の高さ」と「費用」と「スピード感」です。
まず、深夜に震えながら「法律事務所」に電話をかける勇気はありませんでした。営業時間も限られています。また、費用体系も「相談料30分5,000円」「着手金○万円+成功報酬○%」といった複雑なものが多く、総額がいくらになるか不明瞭なのが怖かったのです。

私は「戦いたい」のではなく、まず「安全に辞めたい」。その一点において、従来の弁護士事務所は、少し重装備すぎ、かつ即応性に欠けると感じました。




【第1位】退職110番(弁護士法人みやび)

私が最終的にたどり着き、震える指でLINEを登録したのが、退職110番でした。

私が求めていた、「労働組合(第2位)」の手軽さと、「弁護士(Eサービス)」の法的安全性を、完璧に両立させていたのがここでした。

なぜ「退職110番」が私の命綱だったのか

優位性①:運営元が「弁護士法人」である絶対的な安心感
これが最大の理由です。「退職110番」の運営元は、「弁護士法人みやび」という実在する弁護士事務所でした。

これは、第5位(一般企業)のような「非弁行為」のリスクがゼロであることを意味します。そして、第2位(労働組合)が持つ「交渉権」はもちろんのこと、万が一の「訴訟」に発展しても、そのまま代理人として対応してくれる「最強の盾」を持っているということです。

優位性②:「110番」の名にふさわしい「緊急性・即応性」
従来の弁護士事務所(Eサービス)と違い、「退職110番」は退職代行に特化しています。そのため、LINEで24時間(※私が見た時点)相談を受け付けていました。

深夜、恐怖で眠れないときに、法律の専門家とLINEで繋がれる。この「即応性」が、従来の弁護士のイメージを覆すものでした。

優位性③:弁護士法人なのに「明瞭会計」
私が一番驚いたのは、料金体系でした。弁護士法人でありながら、料金は一律(※私が見た時点)。「相談料」や「成功報酬」といった複雑な上乗せがありませんでした。(※ただし、未払い残業代請求などを別途依頼する場合はオプション費用がかかるようでした)

「まずは安全に辞める」という私のニーズに対し、法的な安全性を最高レベルで担保しつつ、料金は労働組合系サービスと大差ない(あるいは少し高いくらい)の範囲に収まっていました。これは、圧倒的な優位性でした。

私が「弁護士」にすべてを委ねた、あの夜のこと

私が「退職110番」にLINEを送ったのは、上司に脅された日の深夜2時過ぎでした。「損害賠償」という言葉が頭にこびりついて、心臓がバクバクしていました。

「はじめまして。会社を辞めたいのですが、上司から損害賠償で訴えると言われています。もう、どうしたらいいか分かりません…」

ほとんど泣き言のようなメッセージを送りました。深夜です。返信は早くても朝だろうと思っていました。しかし、10分も経たずに、返信が来ました。

『アキラ様(仮名)、はじめまして。弁護士法人みやびの○○と申します。深夜に恐れ入ります。大変お辛い状況でしたね。まず、結論から申し上げます。アキラ様が心配されている”損害賠償”が法的に認められる可能性は、極めて低いです。それは脅しです』

『私たちは弁護士法人です。明日、アキラ様の代理人として、法的に退職の意思を通知し、会社側からの不当な接触や要求は一切シャットアウトします。ご安心ください』

「弁護士」という、その三文字の重み。そして、私の最大の恐怖を「それは脅しです」と一刀両断してくれたこと。その瞬間に、全身から力が抜け、張り詰めていた糸が切れて、涙が止まらなくなりました。

手続きは、LINE上で淡々と、しかし迅速に進みました。現状をヒアリングシートに記入し、料金を振り込む(クレジットカードが使えました)。

私がやったのは、それだけです。

担当弁護士の方から、力強い言葉が送られてきました。
『明日の朝9時に、当弁護士法人から、会社様へ「受任通知」を送付し、退職の意思を通告します。今後、会社がアキラ様に連絡することは、法的に禁止されます。アキラ様は、もう会社に連絡する必要も、行く必要も一切ありません』

そして翌朝。始業時間と同時に、私の上司から鬼のような着信がありました。私は、弁護士の言葉を信じて、電話に出ませんでした。

数時間後、「退職110番」からLINEが来ました。

『アキラ様、お疲れ様です。先ほど、会社様へご連絡し、弁護士名義で退職を通告しました。先方(上司)はかなり興奮し、”損害賠償だ” “本人を出せ”と仰っていましたが、「今後の窓口は全て当弁護士法人である」旨を通告し、アキラ様へ直接連絡しないよう強く警告いたしました。法的に退職手続きを進めますので、ご安心ください』

……終わった。私の力ではどうしようもなかった、あの恫喝が終わったのです。

その後も、会社側から何かしら言ってきたようですが、すべて弁護士法人が「盾」となって対応してくれました。私は、一度も会社と話すことなく、有給休暇を消化し、法的にクリーンな形で退職することができました。

結論:「辞めさせてもらえない」は、法律違反です

退職代行を使ってから、数ヶ月が経ちました。

私は今、十分な休養を取り、新しい職場で働いています。あの時、あんなに怖かった「損害賠償」という言葉が、いかに弱い者(私)を縛り付けるための「脅し」でしかなかったかを、今なら冷静に理解できます。

もし、あなたが今、かつての私と同じように「辞めさせてもらえない」「訴えるぞ」と脅され、身動きが取れなくなっているなら、伝えたいことがあります。

それは、明らかな「法律違反」です。退職は、労働者に認められた正当な権利です。

しかし、相手が法律を無視して襲いかかってくるとき、私たち素人は丸腰です。そんな時は、ためらわずに「専門家」を頼ってください。

世の中には、たくさんの退職代行があります。優しく寄り添ってくれるサービスも、次のキャリアを考えてくれるサービスも素晴らしい。

でも、もしあなたが「法的なトラブル」に巻き込まれている、あるいは巻き込まれそうなら。必要なのは「共感」や「転職先」である前に、「法的な盾」です。

私は、あの深夜2時に「それは脅しです」と言い切ってくれた、「退職110番」のような弁護士法人のサービスが、あなたを最悪の事態から守る、唯一の命綱になると信じています。

この記事が、理不尽な恐怖と戦っているあなたの「駆け込み寺」になれたら、こんなに嬉しいことはありません。

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。